在宅介護


着替えについて
多少一人でできるとき多少できないと自信を失うのでそうならないようにサポートする
着る順番に置いておく
前後ろが分かるように後ろの襟付近に記し(ワッペン等)をつける
順番に渡す
一人でできなくなったときぴったりしたものだと着せにくくなるのでたっぷりしたものやサイズを一つ上にするとよい
長袖の場合
袖口から着せる人の手を入れる
握手をする
袖口までたぐって着せる
肘まで着せる
肩を合わせる
反対側も同様に着せる
全体を整えて着せる

家にいるときはズボンを履かせるのは大変なのでワンピースにしています
トイレとショーツ(パンツ)
一人でできるときトイレも一人でできるので時間を見計らって行くように促しました

失禁が心配されるようになったら失禁ショーツ(パンツ)やパッドを使う
失禁ショーツは使わずパッドですませました
一人でできなくなったらパンツタイプ(リハパン)とパンツ用パッドを使う

始め大きさのこと考えずにLLを購入したらさすが女性なので嫌がりました
パッドを使うとそれだけ変えればすむので作業もしやすいし金銭的にも助かります
また補助がでますのでケアマネジャーに相談します
杉並区では上限が7,000円で1割負担ですみました

歩けるうちはこまめにトイレに行かせられるので2回吸収ですみます
段々難しくなったり心配でしたら5回吸収のパッドを使うといいです

トイレが言えなくなってきたらできればリハパンのサイズを大きくした方が漏れにくくなると思います
夜はなかなか起こしてトイレに行かせるのも大変ですので7回吸収(1000㏄)のリハパンにするといいと思います

立てなくなったり摑まり立ちができなくなったら
テープタイプと尿取りパッドを使う

外出中のトイレは介護者が特に男性だと女性用トイレに入りづらいです
どちらにしても多機能トイレを探して行くといいです
今はかなり充実していて結構あります
スマホアプリ(トイレMAP)がありますので利用するといいです
睡眠中のトイレ対策
おねしょ対策は睡眠中パッドを替えたりリハパンを替えるのはかなり大変
もちろんおねしょシーツは使っています
また起きて替えるのは大変なのでつぎのようにしています

まずは7回吸収(1000㏄)のリハパンを使っています
長い時間外に出かけるときも使っています

しかし夏は割合問題ないのですが
冬になると問題発生したのです
量が多くなりやはり漏れてしまうのです
そのたびに洗濯しなくてはなりません

実はパジャマはズボンを履かせるのが大変なのでネグリジェにしています
そこで思いついたのがペットシーツです

ペットシーツだとリハパンとネグリジェとの間に簡単に入れられます
これはなかなかうまくいっています
歯磨き
一人でできなくなったら最初のうちは一人で歯は磨いていました

しかし段々上手に磨けなくなってきました
同じ場所ばかり磨いたりです

仕方ないので仕上げをするようにしました
しかし口の中って暗くて見づらいです
歯医者さんでは光を当てて見ているのを思い出しました
防災グッズの中にヘッドライトがあったのを思い出しました
さっそく使って磨きました
とてもよく見えて綺麗に磨けるようになりました

つぎに自分でクチュクチュできなくなりました
そんな時被せてあったのが取れてしまったので訪問歯科をお願いしました
先生がスポンジブラシを使っていました
これだと思いネットで調べたらありました
さっそく購入しました
とってもうまくいっています

もし車椅子を使っているようでしたらチルトできるのにすると体を斜めにできるので磨きやすいです
我が家ではマッサージチェアがあったのでそれに座らせ傾けて磨いています
一日のタイムスケジュール
日々の介護状況06:00 検温と酸素濃度を計る
06:05 起こしトイレに連れて行く
07:05 リハパンを替え着替えさせる
07:20 ダイニングに連れて行き朝食を食べさせる(全面介助)
08:15 車椅子に座らせる
08:20 マルチポジションベッドに座らせ歯を磨く(全面介助)
08:30 寝かせる
10:00 起こして車椅子に座らせてトイレに連れて行く
10:15 ダイニングに移動しヤクルトを飲まし果物等を食べさせる
11:00 昼食を食べさせる
12:00 マルチポジションベッドに連れて行き寝かせる
13:30 起こして車椅子に移しトイレに連れて行く
14:30 ドリンクゼリーを食べさせる
15:00 マルチポジションベッドに連れて行き寝かせる
16:30 起こして車椅子に座らせてトイレに連れて行く
17:00 夕食を食べさせる
19:30 トイレに連れて行き着替えさせる
19:40 ベッドに移動し検温と酸素濃度を計る
19:45 寝かせる

当初は大体このようなスケジュールで行っています