施設に入所へ


意識障害で緊急搬送そして特別養護老人ホームへ
2022年12月12日意識障害で緊急搬送
泰子さんはいつものようにデイサービスに行きました
午前中シャワー浴、昼食一口食べ傾眠強く食べられませんでした
13時過ぎ酸素濃度が低くなり微熱も出て呼吸状態が悪化し意識障害になりました
そのときケアマネの豊田さんが来たので私に電話してきました
そこで緊急搬送指示をしました
そのとき延命措置の話が出ましたが認知症があるのでできないとのことでした
国立国際医療研究センター病院に搬送されました
まずPCR検査したそうです
もちろん陰性でした
意識障害があり脳髄膜炎が疑われるのでCT検査、MRI検査、脳波の検査をしたそうです
その結果脳の障害はないとのことでした
そして誤嚥性肺炎と言うことで抗生剤の点滴等の治療をしたそうです
そんな中娘の泉も来てくれ本当に助かリました
やはり一人では不安なので大変助かりました
検査も終わり泰子さんに会えましたが頭を左右に動かしていて顔色も悪かったでした
入院することになったのですが国立国際医療研究センター病院は病室が空いていなかったので入院先を探すことになりました
しかし入院先が決まらずその日はステイとなりました
私たちは自宅に帰りました。泉も泊まってくれました
翌朝電話があり入院先は何と泰子さんの精神科医須佐先生のいる浴風会病院になったとのことでした
さっそく娘と一緒に浴風会病院に行きました。まだ泰子さんは着いていませんでした
しばらくしたら到着しました
そのとき泰子さんに会えました
目も開いて顔色もとてもよかったです
やはりこちらでもPCR検査をしその後CT検査等の検査をしたそうです
その後呼吸器内科医の中川先生と会うことができ検査結果等のお話しを聞くことができました
その結果なんと肺の陰はよくなっているとのことで心配ないとのことでした
取りあえず2~3日様子を見るとのことでした
誤嚥性肺炎を起こしたので食事の仕方について検討する必要があるとのことでした
またてんかんの薬で傾眠が多くなっているしこの所痙攣がないので今後どうするか須佐先生と相談してくださるとの事でした
面会は月一回一人で15分と言うことでした
21日午後3時に面会の予約をしたので出かけました
午後3時から15分間の面会をしました。
始め目をつぶっていましたが後半は目を開けてくれました
顔色もよく元気そうでした
食事もしっかり食べているそうです。
褥瘡の処置をしてもらうので入院は長引きそうです
第一回カンファレンス
2023年1月10日11時~12時に行われました。

担当医師、担当看護師、栄養士の方に現状をお聞きし退院後の対応についてお聞きしました
その他ケアマネ、看護師、リハビリの方も見えました
また看護師の巻島さんにも来ていただきました
体重は入院時37㎏で現在40㎏になったそうです
また食事はお粥・極きざみで30分位で完食しているそうです
また傾眠もないとのことでした
医療的には問題ないとのことでした
ただ午後多少微熱あるそうです
また入院時ほぼ眠っていたが今はないそうです
薬は半量に減らしたそうです
終了後面会させてもらいました
機械浴が終わり昼食を食べさせている様子が見られました
目は瞑っていましたがしっかり食べていました
やはり褥瘡を完全に治してから退院ということでした
そのためにベッド等の対応についてと食事の件について特に次のようにお話ししてくださいました
2時間毎に体位交換が必要とのことでした
食事の仕方の注意がありました
ベッドはエアーマットにした方がいいとのことでした
第二回カンファレンス
1月31日に行われました。

担当看護師、栄養士、ケアマネ、リハビリ、介護用品担当の方、訪問介護の方、巻島さんで始められました
褥瘡は完全に治ったとのことでした
今後褥瘡にならないための対策、食事、水分補給の注意
退院
2月8日に無事退院しました

そのまま第三南陽園のショートステイに入所しました
何と着るものがカーディガン一枚しかなかったのでその後退院の時着るものを持って行きました
泰子さんの食事は作るのは大変なので試しに一週間分の介護食を注文し2月13日に届く予定にしました
2月13日に介護タクシーでショートステイから帰ってきました
その後は特に問題なく順調に過ごしていました
二度目の搬送
2023年4月6日デイサービスから電話がありました
 午後〇時三〇分頃 食事開始
 午後一時二〇分頃 咽のゴロゴロ強くなりSPO2感知不良 肺音(肺上部)不良
          前屈姿勢にて唇にチアノーゼ出現あり
          座位に戻すことで改善 SPO270前半~85%
 午後一時五〇分  緊急搬送依頼
 午後二時五分   救急車到着
警察病院に搬送されたので急いで自転車で行きました
すでに吸引が終わっていて顔色もよく少し目も開いていました
したがって帰る準備を始めました
車椅子がまだデイサービスにあるのでそれを持って来てもらうようにお願いしました
タクシーの準備をしていたらまたおかしくなってしまったそうでまた吸引をしたそうです
私が戻ったら顔色も悪く苦しそうにしていて吐いていました
警察病院ではやはり状態の分かっている浴風会病院で診てもらって欲しいとのことでした
ケアマネさんが連絡してくださり受け入れてくれることになりました。
私は一度自転車を置きに自宅に帰りました
タクシー券を持って戻りました
何とか介護タクシーを呼ぶことができ浴風会病院に移動ができました
検査をしている間に入院の手続きをしました
検査結果今回も肺炎は見られなかったとのことでした
原因が分からないので様子を見るとのことでした
面会
17日に面会に行きました。
今回から面接は週一回になりましたのでさっそく行きました、LINEで子どもたちに中継しました
元気にしていました
私が声をかけるとこちらを見てくれました

24日に浴風会病院に退院のためのカンファレンスに行ってきました。
結論から言いますと特別養護老人ホームに入所するのがいいだろうと言うことになりました

28日に面会に行きました。
終始目を開け孫が生まれた話をしたら何となくうれしそうでした
今回もLINEで中継し子どもたちに見てもらいました
 
5月10日に面会に行きました
今回もLINEで中継しました
前回の時よりハッキリしていました
着いて声をかけ始めたらまず薄目を開けていました
声をかけると目をパチパチしたり頷いたりしていました
面会の一五分間ズーと目を開けていました
食事もよく食べているそうです
退院後ショートステイ
17日に41日間の入院生活を終えて退院をしました

前回同様そのまま第二南陽園にショートステイに入所しました
面会は月一回は変わりませんが時間は30分で人数制限がなくなりました
ただ部屋には入れないので面会室になるということでした

帰宅したら通知が来ていました
杉並区特別養護老人ホーム第一次評価優先度ランクはAでした
これで何とか特別養護老人ホームに入所できそうです

さっそく20日に面会に行きました
今回は面会室ですがアクリル板もなく直接手を握ったりマッサージもできました
今回も声をかけると目を薄めを開けたり目をパチパチしていました
30分たっぷり面会ができました
帰る時次回の面会の予約をしました。
子どもたちも参加予定の5月28日にしました

23日にソーシャルワーカーの方から電話がありました
「特別養護老人ホーム入所の審査に必要な診断書を精神科医の須佐先生に書いてもらうのですが、しばらく会っていなかったので私にも会いたいとのことでした
その日は先生が診察に来ているので都合がよければ来てもらえませんか」とのことでした
私は特に予定がなかったので出かけました
浴風会病院に相談課長の工藤さんが泰子さんを連れて来ました
さっそく須佐先生にお会いしました
状況をお話ししました
先生も思っていたより元気そうで安心したとのことでした

28日に面会に行きました
今回は長男と次男が一緒に行きました
泰子さんは息子が声をかけるとそちらに向いて少し目を開けていました
泰子さんの隣の部屋の方と職員の方が歌を歌っていたら笑顔を見せていたとのことでした

29日に通知が来ました
泰子さん浴風会特別養護老人ホームの「入所予定者名簿搭載」が内定しました
空きが出た施設に入所できるとのことでした

その後も週一回面会に行きましたが、特に変化はありませんでした
特別養護老人ホームに入所
2023年8月30日付けで第二南陽園の契約をしました
自宅での介護に終止符を打ちました

泰子さん酸素濃度が低下し意識障害で二度緊急搬送され入院をいたしました
病名は誤嚥性肺炎とのことでしたが、肺炎の症状は認められませんでした
原因もよくわかりませんでした
今回は二回ともデイサービス中に起きたので適切な対応ができたのでとてもありがたかったと思います
さらに入院した病院が精神科に受診している浴風会病院でもあり本当に運がよかったと思っています

要介護5になって4年が経ちました。可能の限り自宅介護でと考えて頑張ってきました
そして介護で大変だったことはなかったというより楽しんで行ってきました
つまり泰子さんが笑顔でいられるように対応してきました
笑顔が見られれば私も笑顔になります
相乗効果が生まれますます信頼関係が深まっていました
それなりにできていたと思っています
4月の入院以降五か月近く自宅に帰ってきていません。また一週間に一度の面会ではほとんど何もできませんでした
今は一人暮らしになりましたので色々やりたかったことができるのではと思っていました
しかし現実には気が抜けてしまい、好きなチェロも前みたいに夢中になって練習するということもありませんです
そしてやはりかつて一緒に演奏していたことのことを思い出し、以前のように弾けなくなり落ち込んでいる自分がいます
そうはいっても泰子さんのためにも早くここを脱出して元気で前向きに頑張れる自分に戻ろうと思っています