現在の前立腺がんの治療方法について
放射線療法について
近年機器の進歩により「強度変調放射線治療(IMRT)」とよばれる高度な治療法が開発されたそうです
 従来よりも安全に放射線治療が行うことが可能になってきたそうです
 以前は2Gy×39回=78Grと長期に渡っての治療だったそうです

 今回はもっとも短い1週間5日で終わる治療を選択しました

 治療の効果等どんな違いがあるかお聞きしました
 違いがないとのことでした

 その前にホルモン療法があります
放射線療法 その1強度変調放射線治療(IMRT)
2.5Gy×28回=70Gy週5日×5週と3回で28回
7.25Gy×5回=36.25Gy週5日の5回
放射線療法 その2小線源治療
13.5Gy×2回=27Gy3泊4日を2回
金マーカー留置術について
前立腺の位置が分かるようにするため
 まず浣腸し腸内を空にする
 麻酔の注射をする(少し痛かった)
 金マーカー留置術をする(それ程痛くはなかった)
 ジェリーの注入(終わりかと思っていたらこれが一番痛く10分程続き辛かった)
放射線治療のための位置の確定について
放射線治療の為に体に印をつけます

 CTの撮影
 まずは浣腸をします
 その後看護師から説明がありす
 1時間前に水をコップ2杯飲みます
 30分前に排尿をすませます
 いよいよ印をつける為シュミレータ室に入ります
 CTのベッドに仰向けに寝て位置決めをします
 背中や尾骶骨が痛かったりしたら調節してもらいます
 体に印をつける作業が始まります
 その後カバー(胸から腰位までの型)を作る作業が始まります
 印が消えないようにスプレーでコーティングしました
 ガスが溜まっていればガス抜きをしてもらいます
 CTの撮影をします
 カバーを外して終了
 最後に看護師から今後の放射線治療についての説明があります
 ガスが多い場合薬を飲むことになります

 MRIの撮影
 1時間前に水をコップ2杯飲みます
 30分前に排尿をすませます
 いよいよ最後の検査のMRI
 先程作ったカバーをつけて印に合わせて撮りました
 ガスが多いとガス抜きをします
ホルモン療法について
男性ホルモンががん細胞を活発化するそうでそれを抑えるためにホルモン療法をするとのことでした

 ビカルタミド80㎎毎朝1錠ずつ飲む
 3か月に1回ゾラデックスLA10.8㎎デポのホルモン注射
強度変調放射線治療(IMRT) 週5日の5回
1時間前に浣腸をします
 水をコップ2杯飲みます
 時間が来て呼ばれたら検査着に着替えます
 リニアック室に入ります
 まずベッドに仰向けに寝ます
 位置決めをします
 エコーで尿の量を調べます
 尿の量が多ければトイレに行き排尿し少なければ水を飲みます
 初日に印を再度付けます
 お腹のカバーを付けます
 位置を合わせます
 CTで位置の確認をします
 最後に放射線を照射します
 順調に進み20分〜30分位で終わりました

 5日間続けて同じ事をします